08 1114 hey nineteen

２か月に１度くらい、スティーリーダンが聴きたくなる。
頭の中で鳴る回数が多い。とにかくすごく好きだ。
どのアルバムが好きか、というのはすごくむずかしい。
最初のころだと、〝うそつきケイティー〟や〝プレッツエル
・ロジック〟が好きだ。〝エイジャ〟には、大好きな「ブラック
・カウ」や「ペグ」も入っている。だけどアルバム本位で考えると
やはり〝ガウチョ〟を取るかも知れない。
何かの記事で読んだのだけど、ドナルドフェイゲンが、
スティーリーダンの音楽を言葉で表すとしたら、という
質問に、〝ジャズのハーモニーとＲ＆Ｂのファットなビート〟
というように答えていたと思う。なんともふるっていて格好良い、と思った。
〝カマキリアド〟以降のものだと、ちょっと僕にはその良さが分からない。
演奏が理路整然としていて、ところどころ良いなと思うところは
あるのだけど、何となく面白みにかけるような気がするからだ。
リスナーのわがままかも知れないけれど、やはり僕が好きなのは
、セッション感の残る〝ナイト・フライ〟までの、あの音像の、
スティーリーダンやドナルドフェイゲンなのだ。

でも、やっぱり、聴き直してみようと思う。
何回も聴けば、もしかしたら好きになるかも知れないから。